4年に1度の2月29日。関東甲信では大雪との予報でしたが、佐野でもばっちり雪が降っています。朝の内はたいしたことありませんでしたが、午前11時現在、道路にも雪が積もりつつあるようです(- -;)
写真はJA青果センター周辺の様子。
結構な降りっぷりですね。積雪3cmくらいでしょうか?今年はよく雪が降りますが、昔みたいに10cm以上積もる、ということはさすがに無いようです。温暖化の影響でしょうか、楽でいい分少し寂しいですね。子供の頃は雪だるま作って遊んだものですが。それは何年前かって?さあ、いつの話でしょうねぇ。
さて、10月のかき菜シーズン到来から数ヶ月・・・JA佐野の気まぐれブログ、更新をずっとさぼっていましたが、最近春が近づくと共に新聞やらテレビやらメディアで取り上げられるようになり、さすがにマズイかな~と思い久々の更新です。
出荷開始からいろいろありました。
11月に種採り用のかき菜を定植もしました。
12月に目揃え会もやりました。
例年に無い寒波と乾燥で1月以降生育状況が悪化し、出荷量が極端に減って頭を抱えました。
宇都宮や東京で行われた展示商談会にも出展しました。
そして今、ようやく遅い春の足音が聞こえ始め、かき菜の旬がやってきました。昨年も寒波と乾燥の影響で出荷量が少なく、大変でしたが今年は輪をかけてひどい状態が1,2月と続きました。長年栽培している生産者でも「こんな年は始めて」という方がいるほどです。敵は気象ということで、露地栽培のかき菜ではとても太刀打ちできず、生産者・取引先・JAあらゆる方面に迷惑をかけ続け本当に泣きたくなりました。しかしこの数日で徐々に生育も回復し始め、寒さにさらされて枯れ葉だらけの無惨な姿をさらしていたかき菜も緑を取り戻しつつあります。生産者も笑顔で出荷に来るようになりました。
明日から3月。おいしいかき菜がたくさん出回る季節です。
みなさんこんにちは。日ごとに秋の気配が色濃くなってきて、紅葉シーズンも本格化。今年はどちらまで紅葉狩りに行きますか(^▽^)? え、紅葉より果物狩りのほうが良いって(^^;)?
さて、のんびりしていたらかき菜シーズンもスタートしました。10月4日、定期総会の実施です。万事滞りなく・・・とはいかなかったのですが、何とか終了しました。やれやれ良かった( ̄o ̄)=3 前年度は天候不順やら出荷停止やらで涙をのんだ年でしたが、今年度は何事もなく出荷ができればよいと思っています( ̄人 ̄)
そして翌日に早速初出荷。今年は発芽や初期生育があまり良くない、といった話もちらほら聞かれるのですが、ともかく平年並みの出荷スタートです。ちなみに前日栃木県によって放射性物質のモニタリング調査を実施済み。結果はもちろん「検出せず」でした(^▽^)♪みなさま佐野のかき菜を安心してたくさんお召し上がりくださいませ。
Q.さて、これはいったい何でしょう?
A.かき菜の種(発芽確認中)~(^▽^)♪
先日採取した種、一応?ちゃんと芽がでるかチェックしてみました。たっぷりと水で濡らしたティッシュの上に種をパラパラとまいただけですが。上の写真が播いて2日後です。
で、こちらがその翌日。たった1日なのにすごい勢いで芽が出てきました。これなら安心して生産者に配れるというものです♪良かった良かった(^▽^) …もう少し伸びたらこれ食べられないかな、かき菜スプラウトとか言って、さ。うん、きっと食べられるだろうな~。
さて、こんな感じで種も用意し、そろそろ圃場にも堆肥を入れたりと土作りが始まるわけですが、その堆肥が!!放射性セシウムが含まれていて使えないのでは!?という話はニュース等で皆様ご存じの通り。管内の堆肥についても順次検査を進めており、その結果を見る限りまあ大丈夫なんだろうな~と思われますが、「検査の結果が出るまで堆肥の投入は待っててね♪」と指示されている農家としては困った話です。この時期は苺農家にかき菜農家が圃場の準備に入るのですが・・早めに方針が決まってほしいですね。
ぼつぼつ栽培講習会シーズンです。
こんにちは(^^)
5月に早々とやって来た梅雨は、早々と7月9日に去って行きました。以後、というかその前からうんざりするほどの猛暑が続いております。皆様元気でお過ごしでしょうか。節電の夏、我々もエアコンは控えめに頑張っていますが熱中症にならないよう無理は禁物です・・・
さて採種用かき菜ですが、6月28日に収穫、本日7月14日に脱穀作業を行いました。本当は収穫の段階で一度アップするつもりだったんですがね~、つもりだけで終わりました(^▽^;)
はい、収穫作業です。日本農業新聞にも小さく記事が載りました。 役員さんたちが何人も手伝ってくれました。ちなみにこの日は6月一番の暑さ・・・お天気には恵まれすぎて、皆服のまま風呂に入ったのか!?というくらい汗をかきましたとさ。皆さま大変お疲れ様でした。
そして2週間ほど乾燥させた後に脱穀。今回は先輩が自宅にある振り棒(唐竿、連枷とも言う)を持ってきてくれました。 写真ではちょっとわかりにくいですが、長い棒の先に自在に回転する打棒が取り付けてあり、くるっと振りまわして打ちつけることで、実がさやから外れます。豆類や穀類の脱穀に少し前までよく使われていた道具ですね。私も実物を使うのは初めてでしたが、コツがいるらしく慣れるまでうまく打棒が回せず・・・(--;)
そして唐箕で細かいごみを取り除きます。 こちらが唐箕。上からごみの混ざった種を入れると、モーターが起こした風でごみは左の口から飛ばされ、種だけが下にこぼれ落ちるしくみです。
脱穀後の種。枯山水風の落書き?はちょっとした遊び心です。
5月27日、関東は早々と梅雨入り・・・今年は早そうだな~とは思いましたが、まさか5月中に梅雨入りするとは思いませんでした(^^;) すっきりしない天気が続く中、佐野では麦秋を迎え黄金色の麦が収穫を待っています。収穫は空のご機嫌を伺いながらなので、こんなに早く梅雨になってしまうと困ります(--;) 栃木県は全国でも屈指の二条大麦産地。特にビール麦の栽培が多く、各JAそれぞれがいろいろなビール会社と取引しています。皆さんが普段飲んでいるビールが、もしかしたら佐野の麦で作られているかもしれません(^^)
さて、かき菜の話題ですが。
先日ご紹介した種採りかき菜、花もほぼ咲き終わったのでここで一度消毒をしました。ネットで覆っているとはいえ、多少は虫も付きますし病気にもなりますからね。今年は最初から「種を採るぞー!」と圃場を苗を用意していたので、かなり充実した種が採れそうです。変な交雑種は・・・混ざってないだろうなあ。
消毒中の部会長さんです。毎度お世話になりますm(_ _)m
こんにちは(^▽^) ゴールデンウィークまっただ中、皆様いかがお過ごしですか?我々JAの一部職員は、連休中も青果物の出荷(苺メイン)が休みなしなので「大型連休?何それ?」という感じで毎日交代で出勤しています。毎年子に時期になると青果センターそばの国道が足利フラワーパーク行きの車でものすごい渋滞になるのですが、今年はいつもの年より控えめ?やはり自粛モードが続いているのでしょうね。でも、せっかくの良い季節です、自粛自粛と言わずに皆さんちょっとお出かけしてみませんか(^^)♪
さて、先月の話ですがかき菜24年度産に向けて準備を行いました。それは昨年から始めた種取り用の株確保。採種用に植えてあったかき菜の株を花が咲く前にぐるっと網で囲んで他のアブラナ科植物の交配を防ぎます。 採種用のかき菜が植えてあるスペースにパイプハウスを建てていきます。
そして上からネットで覆う。約1日半で完成しました。
こちらは5月2日の様子。 向かって右が早生、左が晩生です。早生はもう人の背丈くらいにまで伸びて花盛りです。
なんとかして菜の花にたどり着こうとミツバチが頑張っていました。や~い入れないだろうo(^▽^)o♪
そろそろ本年度の作も出荷が終了です。さて、販売実績はどうなるか・・・
こんにちは。日によっては暑いくらいの暖かな日が続きますが、皆様いかがお過ごしですか。佐野は桜吹雪が舞い、春の終わりを告げようとしています。今は果樹農家が育てている桃や梨の花が盛りで、白とピンクのコントラストが見事です(^^)
さて、3月20日のかき菜出荷制限措置から1ヶ月弱。制限措置が発令されてからはマスメディアの取材への対応、消費者からのお問い合わせへの対応、生産者や取引先への事情説明、補償問題などの事務的な対応、風評被害による他の作物の価格下落など様々なことがありましたが、かつてない事態にうかつな判断で対処することもできず、先の見えない不安な日々が続きました。悔しいやら悲しいやら腹立たしいやらで言いようのないもやもやとした気持ちが続き、落ち着かない日々・・・時々かき菜畑の真ん中で思い切り叫びたくなったこともあります。そんな中、ブログのコメントやお手紙、お電話等で励ましのお言葉をくださった方々、本当にありがとうございました。皆さんのお言葉がとてもありがたく、とても力づけられました。
最初の調査以降、数回にわたり放射性物質の調査を繰り返したところ、2回目から数値はどんどん下がり、4月14日をもって安定的に暫定規制値を下回ったと確認され、ようやく出荷制限措置が解除される運びとなりました。県からの連絡を受け早速15日から出荷を再開。その結果は・・・いつもの年の価格に比べれば大幅ダウン。価格の下落はある程度覚悟はしていたものの、実際目の当たりにしてみると嫌なものです。今回の件に限らず食の安全性に関して一度信頼が崩れた場合、その信頼回復には長い時間がかかるのが常ですが・・・
信頼回復、価格の回復にはしばらく時間がかかるかもしれません。かき菜の旬も終わりに近づき、再スタートのタイミングはいささか遅かったと思いますが、今後のためにも今シーズン中に安全性が確認され出荷を再開できたという事実が何よりも大切ではないかと思います。次年度に向けての準備もすでにスタートは進められています。芯を摘んでもまた次々に芽が出るかき菜のように、我々も負けずに頑張っていきたいと思います。
新聞、ニュース等でご覧になった方も多いかと思いますが・・・
3月11日東北関東大震災による福島第一原発の事故を受けて、3月19,20日に県内農産物の安全確認調査を行ったところ、佐野のかき菜についても厚生労働省の定めた暫定規制値と同程度の数値が検出されました。この結果を受けて県から出荷自粛の要請があり、当JAでは21日以降のかき菜出荷を当面の間自粛することとしました。
※検出された放射性物質はごく微量で、3検体調査したうち1検体のみ、規制値と同数値との結果でした。1日15グラム程度を1年間食べ続けても胃のX線検診1回分程度の濃度とのことなので、直ちに健康に影響が出るものではありません。また、水でよく洗い流せばほとんど落とせます。
今年の冬は極端な寒さと乾燥により、不作だった前年冬をよりも更に不作の状態が続いていましたが、3月に入ってから気象条件も良くなり生育状況も回復して正に「これからかき菜の季節だ!」と生産者共々意気込んでいた矢先の出来事でした。丹精込めた農作物が出荷できないことほど農家にとって辛いことはありません。とても悔しく、残念な気持ちでいっぱいです。今後少しでも早く原発が復旧し、事態が落ち着いて出荷が再開できることを祈るばかりです。
また消費者の皆様に安全でおいしいかき菜をたくさん届けられますように・・・
急に寒くなったり暖かくなったり、気温の変化が忙しい日々ですが、皆様風邪など引いていないでしょうか?12月も半ばを過ぎ、JA佐野では苺出荷に関してもクリスマスモードに入ってきています。
そんな中、かき菜も出荷量が徐々に増えてきて目揃え会のシーズンです。同じ佐野市内でも地区によって作業スケジュールが異なり、出荷開始の時期もいろいろです。そんなわけで、各地区の出荷状況に合わせ地区別で目揃え会を実施します。
出荷の規格やその他注意事項を生産者に説明。「地域ブランド」として売り出すがためにも更なる品質向上を訴えます。「昔はこんなに厳しく言われなかった」という声も聞きますが、おかげさまで憎まれ役もだんだん板に付いてきました(^▽^)わはは。
みなできれいな詰め方の確認中。ベテランがやるとすごく仕事が速いです!
その後は現地検討会。圃場を見ながら収穫の方法やタイミング、肥料等の管理について情報交換をします。
冬の露地野菜は天候次第で生育・収穫量が大きく左右されます。出荷が本格化するとしょっちゅうお天道様のご機嫌を伺う日々、今年は昨年度のような寒波が来なければよいのですが・・・ほどほどに、普通の気候でお願いしますよ~( ̄人 ̄)
晩秋の 日差しに映える かき菜かな
朝晩と冷え込むようになり、秋の終わりを感じさせる今日このごろでございます。今週は久々の晴天続き、お天道様の光を浴びないと人間も植物のだめになるよな~とつくづく思いました(^^)今年のかき菜、昨年より2週間ほど遅れて10月7日より出荷スタート。すっきりしない天気も手伝い、平年より遅いかつ少ない出荷が続いていましたが、ここにきて少しは回復するかと期待中。シーズン開始ということで、またちょこちょことブログ更新していこうと思います♪